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従来、NECでは内定者に対して、内定式出席者(主に事務系内定者)に対してTOEIC受験を行ってきた。しかし、毎年数百人を超える内定者全員が内定式に参加できるかというと厳しいところだったようだ。特に、事務系と技術系での内定者では状況が全く異なると粟冠氏は教えてくれた。「これまで、内定者の大多数を占める技術系内定者に対しては、入社後にTOEICを受験してもらっていました。しかし、本来は、内定者全員にできるだけ早いうちから自分の英語力を知ってもらい、自己啓発への動機付けを行い、入社までの期間を有効に過ごしてもらいたいと考えていました。そこで、集合させることもなく、Web上で受験でき、社内で基準としているTOEICの得点に換算可能なCASECが、うまくその問題を解決してくれました。入社後に人材育成を一から行うのではなく、入社前には、最低限の英語力やマナーを内定者には備えていて欲しいと考えています」
内定期間中に英語能力を評価するという方法において、Eラーニング事業部ではコンピュータを活用した他のテストもいくつか候補にあがっていたようだが、粟冠氏はCASECの利点を次のように分析する。「他のテストに比べて、精度の高さ、また実施の手軽さが良いと思います。CAT(コンピューター適応型テスト)ということで受験者のレベルに応じてテストが変化していくシステムにも興味がありました。また、NECでは社員の英語能力の基準としてTOEICを採用しています。CASECはTOEICとの相関性(0.89)が非常に近いものとなっているところも導入の決め手です。誤差は50点前後でしょうか。どのようなテストであっても誤差はありますので、許容範囲であると思いました。」
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