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私の授業ではコンピュータを最大限に利用しながら、英語教育を行っています。青山学院大学AML Projectと日本ユニシスが共同開発した、サイバーキャンパス・システム、最新のCALL
CaLabo EX、CASECコンピュターテストを併用して英語の授業を行っています。ユビキタスの時代に、学生はいつ、どこからでも、サイバー上の学習教材にアクセスして学び、インターネットを活用して情報を収集し、Power
Pointで資料を作成し、英語でプレゼンテーションに力を入れた授業をしています。現代は総合的な英語力を養い、デジタル化した社会に強い人間になることが要求されています。自分で物を考え、調べ、発表する訓練をしていくなかで、コンピュータを最大限に利用し、英語を学んでいます。
ただこれら英語という言語やコンピュータは、あくまでもコミュニケーションの手段です。「ことばは世界観」ですから、真の国際人の養成には、「Science
& Theology」のような科目を同時に勉強しながら、相手の世界観、宗教観を理解することが必要です。相手が何を信じて、何の目的で生きているのかを理解しないことには、表面的なコミュニケーションで終わってしまうからです。
私は、「英語教育が成功したかどうかは、世界観が変わったかどうか」だと、思っています。というのは私自身、不勉強で心が荒れて、暴走行為をしていた高校時代に、クリスチャンの英語の先生に出会い、米国留学を決心して、英語を学ぶ過程で、聖書に出会い、新しい世界観に出会い、その時から本当の人生が始まったからです。
Therefore, if anyone is in Christ, he is a new creation; the old has gone,
the new has come!' II Corinthians また、新約聖書、マタイ伝7章12節に「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。」とありますが、これが、国際コミュニケーションの奥義
だと思います。英語の発音、文法、語用論も勿
論大切ですが、その前に自分の世界観、価値観を知り、同時に相手の世界観も理解する、これがないと真のコミュニケーションは図れません。
実は日本の教育現場では、英語教育と情報教育は重視されてきたものの、世界観教育はいまだ発展途中です。人間は「Brain, Mind,Body,
Spirit」から構成されているとする考え方がありますが、日本の学校教育では、Spiritの教育が不十分です。人間の生命や存在の意義を無視し、知力だけを強調すぎる傾向があります。本来教育とは、人を受け入れ、愛するためのものであるべきです。お金や目に見える物質だけに価値を置き、出世競争に勝つだけが教育ではないはずです。英語教育の最も重要な事は、世界観を学ぶことだと思います。
数年前に、英国のオックスフォード大学に留学して、知り合った恩師から、「神学と科学」の融合性の重要さを学びました。それ以来、私のゼミでは、数名のオックスフォード大学の先生を客員として招聘して、「科学哲学」「神学と科学」をテーマに集中講義を行い、それらを教材として、世界観の学びをしています。英語の論文を読み、Power
Pointでまとめて、英語で発表し、討論をすることが中心です。この過程を繰り返す事によって、「存在論」や「認識論」もふまえて、世界観を学生達は自然に学んでいきます。そして、学生時代に重要な知的枠組みと自分の生きるスタイルを身に付けていくのです。すなわち、科学技術の最先端を最大限に利用し、人間の存在意義を考えながら、共同研究者やITの助けも借りて、世界観教育・英語教育を行っています。
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