コラム

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CASEC活用方法(大学編)

2024.12.20

近年、大学教育における英語力向上の重要性はますます高まっています。国際交流の活発化や、グローバル人材の育成が求められる中、学生の英語力を正確かつ効率的に把握することは、教育カリキュラムの効果を高める重要なステップです。

約50分という短時間で幅広いレベルの英語力を効率よく測定でき、結果がすぐに分かる利便性から、CASECは多くの大学で幅広く活用されています。本コラムでは、大学教育におけるCASECの効果的な活用方法を紹介します。

英語力の見える化:入学時のアセスメント(クラス分けテスト)

大学におけるCASECの代表的な利用方法は、新入生の英語力を把握するためのアセスメント(クラス分けテスト)です。50分程度の短時間で実施できるため、入学直後のオリエンテーション期間中や、入学直後のオリエンテーション期間中でも実施可能です。学生一人ひとりの英語力を数値化することで、基礎力のある学生への上級講座の提供や、基礎固めが必要な学生向けの補講設計が可能になります。

テスト実施例

  • 入学前の期間を設定し自宅等で受験
  • 入学ガイダンス実施時に集合して受験
  • 自宅受験期間中に一部学校で集合して受験を行うなど、アレンジが可能

一つの受験形態のご選択ではなく、学校のご希望により設定していただくことが可能です。

POINT

入学時の受験、その後1年次、2年次に定期的に受験することでCASECスコアを比較でき、英語力の向上を客観的に測定できます。

教育効果の測定:期末・学年末などに受験(プレイスメント)

入学時のCASEC受験に加えて、期末や学年末に再度、受験することで学生個々のCASECスコアを把握し、英語力の伸び率を客観的に測ることが可能です。

CASECは、授業の進行に合わせて中間評価や、前期・後期末の英語定期試験として利用することも効果的です。定期的な実施で、学生の英語力の伸長を測ることができます。

POINT

学生個々の学習成果を可視化することで、授業での指導内容に反映したり、翌学期以降の授業内容の改善につなげることができます。

短期留学・語学研修の成果測定とフォローアップ

短期留学や語学研修に参加する学生の英語力を測定し、成果を数値化することは、個々の成果を確認できるだけでなく、今後の研修プログラムの内容を見直す上でも重要です。

CASECを利用することで、英語能力を短時間で測定可能です。また、CASEC SPEAKINGを併用することで、スピーキング能力も評価できます。これにより、学生がどれだけ実践的な英語力を身につけることができたかも把握できます。
さらに、留学後にも受験することで留学を経て学生がどのように成長したかを「見える化」できます。

活用例

  • 短期留学の選抜試験
  • 語学研修の渡航前/期初学力測定
  • 短期留学・語学研修前の事前学習コース(日常的な会話の実践トレーニング)
  • 短期留学・語学研修後の成果測定

POINT

CASECスコアを元に、学生は留学・研修成果の把握、教員は留学・研修プログラムの成果を確認し、今後の改善策などを検討することができます。

コストパフォーマンスの良さ

CASECは、オンラインで簡単に実施できるため、試験会場の準備や試験監督のコストを大幅に削減できます。また、結果がすぐに提供されるため、スピーディーな学習支援の展開につながります。

まとめ

CASECおよびCASEC SPEAKINGは、大学教育における英語力評価の新たな基準として活用できます。
効率的に英語力を見える化することで、教員はより効果的なカリキュラム設定が可能となり、学生も自らの成長を実感しながら英語学習に取り組むことができます。ぜひ、貴学の英語教育にCASECおよびCASEC SPEAKINGをご活用ください!

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