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導入事例(企業編)

企業向け

教室を離れても、英語を一人で勉強できるように指導する それがイーオンの社会的責任だと考えています。株式会社イーオン

1973年に創立され、全国各地に英会話学校を展開する企業「AEON(イーオン)」。さまざまな教材の出版や留学などその事業は幅広く、子供から学生・ビジネスマン、最近では団塊の世代まで、門を叩きます。英語上達の秘訣や「CASEC」を導入したきっかけ、求められている教師の資質とは何か。そして英会話学校の社会的責任とは? イーオン・イーストジャパン代表取締役社長である三宅義和さんと、銀座校講師の西原伸子先生にお話をうかがいました。

イーオン・イーストジャパン
代表取締役社長 三宅義和さん

01 知識を会話に生かすための橋渡し

 中学校・高校では、確かに週に何時間も英語教育を受けてきた。それなのに、海外では食事も注文できず、行き先も告げられず、ルームサービスもしどろもどろ。読み書きが中心の知識ばかりを詰め込む日本の英語教育は、果たして間違っていたのだろうか?

 「日本の英語教育はダメだと、よく文部科学省は悪者にされていますね。確かに何年も勉強してきて、少しも話せないのは問題です。しかし、決して今まで受けてきた教育は無駄ではないのです。むしろ、英会話上達のためには絶対に必要なものなのです」

 長年、経営の傍ら生徒さんの英語上達に熱心に取り組んできた三宅義和社長。英会話上達の基礎として単語力、文法力は欠かせないものだという。

 「英語を話せないからと言って、一からやり直しではありません。日本人は『知識』という宝物をすでにもっているのですよ。この何年もかけて学校で学んだ知識を、会話に生かすためのノウハウがイーオンにはあります。知識と会話をどちらもバランスよく習得していくことが、『使える英語』を話す近道といえるのです」

02 英会話習得の成功者でもある日本人講師から学ぶ

 英会話はネイティブから学べばうまくなると思う人は多い。しかし、そのようなネイティブ信仰に三宅社長は疑問を呈する。

 「英語を学ぶのに、最高の先生とは誰でしょうか?それは、英語を身につけた日本人講師です。自然と英語が身につく環境に生まれたネイティブの先生とは違い、日本人の先生は、文字も発音も英語とはまるで違う日本語環境のなかで、英語を自分のものにしたのです。つまり、英会話習得の成功者なのですよ。日本人が英語を勉強するときに、どんなところでつまずくか、どうしてこの部分が理解しづらいのか? そんな苦労も知っているわけです。それに上達のコツを的確に生徒さんにお伝えすることができるのです。優秀な日本人講師との出会いは生徒さんの英語人生を劇的に変えるということを私達は、何度も見てきています。とはいえ、もちろんネイティブの先生にしかできないことはたくさんあります。生徒さんのレベルを見て、うまく先生を組み合わせていく必要はありますね」

 英語上達の近道は、よい日本人講師との出会いと、毎日コツコツ学習すること。しかし、週1、2回の英会話教室では、学校の授業時間数に比べると圧倒的に少ない。英会話教室に行きさえすれば、すぐうまくなるのではないか? と期待する人もいるが、三宅社長はきっぱり否定する。

 「英会話の学習はピアノを習うことと同じです。レッスンだけでなく毎日練習することが大切です。ただ効果的な学習方法を知らない学習者があまりにも多い。質の高いレッスンを提供するだけでなく、正しい学び方をお伝えし、自分でも一生学習を続けることのできる自立型学習者を作っていくことが英会話学校としてのイーオンの社会的な責任であると思っています。」

03 英会話習得の成功者でもある日本人講師から学ぶ

西原伸子先生

 すでに「知識」を持つ生徒たちは、正しい学習法を身につけると、どんどん会話が上達していく。しかし、日々少しずつ変化しているため、いったいどれくらい変化があったのか、生徒たちはなかなか実感できないようだ。目に見えないものをいくら『うまくなりましたね』とほめても、『そうでしょうか?』と首をかしげられてしまう。もし、上達度が分れば励みにもなる。では、目に見えない会話力をどうやって測るか?

 「そこでいろいろ検討した結果、CASEC を導入したのです。各コースに入る前にまず、CASECを受けてもらい、生徒さんが今、どのレベルにいるか、自分で確認してもらえればと思っています。CASECは、『突破する』ための試験ではなく、レベルを『測る』ための物差しです。半年、一年と、定期的に受験していただき、コース受講前とコース受講後に受けたCASECの点数を比較してお見せすると、生徒さんに上達を実感いただけるケースが増えています。もうひとつの利点は、試験の受けやすさです。いつでも気軽に自宅で受けることができ、結果も早い。それにTOEICなど資格試験そのものには、興味があっても、試験勉強としてきっちり学んでいないと気軽には受けにくいですよね。CASECはその腕試しにちょうどいいのです」

 では、実際の生徒たちの評判はどうだろうか?銀座校で教師として指導に当たっている西原伸子先生は語る。

 「場所柄、20代から40代のサラリーマンやOLの方が多いのですが、みなさん忙しくて時間がないので、手軽に受けられるCASEC は好評です。私たちもどの生徒さんがどういった弱点があるのか、誰がどれくらい伸びたかを知ることができますから、指導にも役立っています。銀座校では受験される生徒さんがたいへん増えていますが、CASECの結果を見て勉強方法を尋ねてくる生徒さんもいて、イーオンが目指す自立型学習にもつながっているようです」

04 魅力的な講師のもとで生徒はのびる

 人間的に魅力のある講師。イーオンでは、そういった講師の育成に力を入れている。採用時、もっとも重要視するのは、英語力とともに人間性なのだと三宅社長は言葉に力をこめる。

 「生徒にとって、ナチュラルな英語を話せる先生は自分の目標なのです。しかし、どんなに英語が話せても人間がしっかりしていないと、生徒さんはついていきません。日本人が人前で話すというのは、日本語でさえも気恥ずかしいですよね。英語は技術だけではなく、普段のコミュニケーション能力も問われるわけです。いかに、生徒さんのメンタル・ブロックをはずし、人間的なコミュニケーションがとれるか? これは講師ひとりひとりの人間性にかかっています。英語を勉強していたら、知らぬ間に日本語能力やコミュニケーション能力も向上し、人間関係も豊かになっていた。そんなことを言ってもらえる英会話教室でありたいですね」

 英会話にかける思いは十人十色。その気持ちをしっかり、汲み取っていける教師を育てていく。

 「海外でひとりで街歩きを楽しみたい人や交渉力のある英語を身につけたいビジネスマン、英語の論文を書けるようになりたいという理系の学生さんなど、イーオンの門を叩くまでにそれぞれの物語があるのです。最近、若い人が中心だった教室に、団塊の世代の受講者が増えてきました。50歳すぎてから、オーストラリアに移住したいと英語を始めたご夫婦もいらっしゃいます。団塊の世代の方は、若い方とくらべて確かに習得はゆっくりですけど、朝の5時におきて勉強するという方もいて熱心ですね。英語を習得したことで、生徒さんたちの夢や世界が広がっていく。その夢のお手伝いをできるこの仕事を、社員も私も、心から誇りに思っています」

CASEC EYE (キャセック・アイ)
2007 Winter1 vol.27

■導入事例
株式会社 イーオン
■スペシャル・インタビュー
山本 美憂
(元女子レスリング世界チャンピオン)
パンフレット

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