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導入事例(大学・短大編)

大学・短大向け

 

ビジネス系大学としての特性に合った英語教育を目指して(高千穂大学)
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寺内 一教授 

都心に近い場所に位置しながらも豊かな自然環境の中にキャンパスを有する高千穂大学は、日本の私学における初の高等商業高校として誕生し、創立106年という伝統を誇る。現在は経営学部、人間科学部も加わり総合大学として発展を遂げたが、創立以来の少人数教育は堅持され、人間・人格形成を重視する理念は、現在においても教育の根源として息づいている。「ビジネス系大学」としての特性を持ち、出身者に商業高校の学生も多いという高千穂大学。この特性に合った英語教育を行うべきと考え、数年前に英語教育カリキュラムの大改革を行っている。この事業に主に携わった寺内一教授にお話を伺った。

ビジネス系大学としての英語教育

 「本学は商学部、経営学部がメインのビジネス系大学でしたが、平成19 年に人間科学部ができ、総合大学として歩みだしています」高千穂大学は、平成13年に経営学部が開設されるまでは、商学部だけの単科大学だった。ビジネス系の大学においては特に、教養としての英語というよりも、専門科目と結びついた、より実践的な英語を習得する必要があると寺内教授は考える。例えば、商学部の学生に、英文学の作品を訳すことを繰り返させるのはどうだろう。しかし、現実には、英語教員には文学を専門にしてきた人が多いことや、一授業あたりの学生数の多さの問題などから、このような事は十数年前まではよく行われていた事だったという。「本学は、進学校で受験勉強をしてきた学生もいますが、商業高校出身の学生が多いのも特徴。そして英語に自信をなくしている場合が多いです」普通科出身の生徒が全体の6 割強であり、3 割以上は商業科を中心とする専門高校出身の生徒だという。そこで高千穂大学では、商業高校とビジネス系大学の英語教育の実態を分析し、ビジネス専攻学生のための英語教育システムの開発・研究を行った。そして、平成13年からそのカリキュラムでの授業を施行していた。さらに、平成19年の人間科学部の設置に伴い英語カリキュラムをビジネス系から一部修正し、人間科学部の学生にも対応できるようにして現在に至っている。

新カリキュラムの施行

 新カリキュラムでは、「イングリッシュコミュニケーションA(ECA)」として、日本人の教員が語彙と文法の授業を、そして「ECB」として、ネイティヴ教員がオーラルコミュニケーションの能力を習得する授業を1年生の必修科目とし、この二つを同時進行させている。そして、選択必修科目として「アカデミックリーディング」「アカデミックプレゼンテーション」および、コンピュータを使った自律学習授業として「CALL(Computer Assisted Language Learning)」を設けている。それぞれの科目が有機的に連動し合い、効果的に機能することを狙い、必修科目と選択必修科目が互いに充足する役割を果たすように仕組んでいる。また、必修授業は最初にクラス分けを行い、660人中、トップ80人を、能力の高い特別クラスとして分けて授業を行っている。商業高校と普通科高校、それぞれの出身者が混在している中、能力別に教育するほうが効果的と考える。

 以前は、担当教授ごとに各々の授業を行う体制であったが、これを改め、事務局および専門科目の教員も含めた大学全体が連携し合い、統一されたカリキュラムの下に遂行させる仕組みに変わろうとしている。

CASECで自己分析

 CASECは7年前から導入している。必修科目の一部のクラスにおいて、年6回の受験を義務づけている。「CASECは使い勝手が良いのでシラバスの中に入れることを狙っています。現在はトップクラスと私のクラスにおいて実験中の段階です」年6回の受験中、初回は授業中に行い、後の5回は、定期的に自宅から受験させているという。「生徒自身にCASECのスコアを自分でグラフ化させています。すると、次にどうすればよいかを自分で考え出すようです。CASECが動機付けになっているのは確かですね」評価に関しては、最終的に何点上がったかではなく、いかに頑張ったと思うかの自己評価を尊重しているという。「『真剣にやったかどうかは自分に跳ね返ってくるのだから自分の責任でやりなさい』と学生には言っています。わりとみんな真剣にやっているようです。グラフも緩やかながらも右肩上がりになっている学生が多いですよ」自宅で受験できることで、限られた授業時間を有効に使えるようにもなる。「家でも勉強するようになったり、別のタイミングでも自主学習するようになることが大事。CASECは自律した学習者を育てるのに適していると思います」と語る。

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 「本学の学生は、今まで英語には力を入れてこなかったという意識を持つ人が多いのだが、そんな学生たちでも、CASECを定期的に受けて、頑張った気になれるんですよね」実際に、初回のテストの直後にCASECの感想を学生に書かせている。『難しかった、でも意外に面白かった』『英語が苦手なことを再確認できたので頑張る』『自分の能力が分かって良かった、次も頑張りたい』『慣用句が苦手であることがCASECによって分かったので、その部分を学習したい』…アンケート用紙には学生の手書きで、前向きな意見が目立つ。「感想は受験直後にその場で書かせています。海外から帰ってくる日本人と同じで、直後の気持ちを維持させることが重要」その点CASECはスコアがその場で出て、やる気を持続させやすいと考える。

 「語彙力の少なさは日本人全般の課題と言われるが、特に商業高校で習う英語の単語数は少なすぎるんですよ。使っていたテキストがとても薄く、今まで見たこともない単語がCASECで出てくると学生は言います」それでも様々なレベルの学生全員が同じ尺度で測れる点もCASECの利点と言えるだろう。

 CASECのもう一つの使い方として、3ヶ月間の海外留学希望者を募るための試験にもしている。IBCS(国際ビジネスコミュニケーションセミナー)という、語学力の向上とビジネス専門知識の習得を目指した海外留学プログラムに参加させる際の要件としているのだ。そこではTOEFL(R)目安も参考になるという。「CASECは他試験の目安が出るので便利で良いが、CEFR(セフアール:ヨーロッパ共通参照枠Common European Framework of Reference for Languagesの略)のレベルでも表示してくれるようになってほしい。今後の日本の英語教育は様々な場面で、CEFRで英語力を表す事が多くなるのではないか」と貴重な提言もしてくださった。

発信できる力を

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 「学生には言いたいことを自分の言葉で発信できるようにしてあげなければならないと思っています。英語に限ったことではありませんけれどもね」必修科目の「ECB」では、オーラルプレゼンテーションを皆の前で行い、12月に代表者8 名が大会に出場するという。「そのためにはまず聞く力も必要なので、英語力を身につける授業と発信する授業とを平行させているのです」そして「とにかく自信の無さを払拭させてあげたい」さらに具体的な目安として 「CEFRでいうところのB1レベルになることが本学の目指すところです」と語る。

 「高千穂の創立者である川田鐵彌先生は、100年前の当初から外国人講師を採用し、オーラルメソッド、いわゆる直説法の形式で外国語教育を行っていたそうです。当時は全寮制の学校だったので、ネイティヴの先生方と常に接する生活にしていたとのことで、当初から英語教育には独自の方法で力を入れていたと言えるんですよ」少人数体制で本学一人ひとりに目が行き届く教育を続けてきた高千穂大学。ビジネス系大学の先駆的存在として、その特性に合った英語教育を行うための試みを現在も続けている。

CASEC EYE (キャセック・アイ)
2009 Summer 1 vol.36

■導入事例
高千穂大学
■スペシャル・インタビュー
西野 努 (元プロサッカー選手)
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